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「ファジー選択」は、クリックしたポイント（点）と隣接した類似色を連続して選択します。
したがって、不連続な部分、隣接しない部分は選択されません。
その強度や設定は「オプション」ダイアログで指定します。

説明しやすい次のようなサンプル画像でテストしてみましょう。

まず、ツールボックスの「ファジー選択」をクリックし、「オプション」ダイアログのしきい値を「40」にしておきます。

そして、サンプル画像の、上のボックスの左側、赤い部分をクリックすると、選択範囲は次のように、左端だけになります。

次に、同様の事を「オプション」ダイアログの選択基準を「コンポジット」から「色相」に変更して実行してみますと次のように幅が広がります。

このことから、 「コンポジット」はその色により近い色（厳密な色）、
「色相」は同系色を選択する際に使用すればいいということができます。

「色域を選択」は、クリックしたポイント（点）の類似色を画像全体から選択します。
したがって、不連続や隣接しない場合であっても選択されます。
その強度や設定は「オプション」ダイアログで指定します。

上記同様、説明しやすい次のようなサンプル画像でテストしてみましょう。

まず、ツールボックスの「色域を選択」をクリックし、「オプション」ダイアログのしきい値を「40」にしておきます。

そして、サンプル画像の、上のボックスの左側、赤い部分をクリックすると、選択範囲は次のように、左端だけでなく、右端も、下のボックスも範囲選択されます。

次に、同様の事を「オプション」ダイアログの選択基準を「コンポジット」から「色相」に変更して実行してみますと次のように幅が広がります。

このことから、 「コンポジット」はその色により近い色（厳密な色）、
「色相」は同系色を選択する際に使用すればいいということができます。